バカラ 初心者の為のルール解説
ティッシュペーパーでおなじみ大王製紙の元会長である井川意高氏がカジノで100億円を失ったという事件やスポーツ選手が違法賭博で問題になったニュースが記憶に新しいと思います。彼らがプレイしたのはバカラというゲームです。バカラはイタリア語で破産を意味し、借金をしてまでも、バカラの魅力に取り付かれてしまう人もます。
それはバカラが一攫千金を狙えるゲームだからというのが大きいですが、その反面ギャンブル性が非常に強く、投資方法やバランスを考えながらプレイするのが必須のゲームと言えるでしょう。
バカラの基本ルールはプレイヤーとバンカーにわかれ、ゲストである私たちがプレイヤー、バンカーのどっちが勝つのか賭けをします。ゲームの進行は他のゲームに比べて早く、2分の1の確立で勝敗がわかるため資金の増減が激しくなります。まずディーラーが二枚ずつ、プレイヤーとバンカーにカードを配ります。ゲストの中で一番ベット金額が多い人はカードを見れることができ、これをしぼりといいます(後に説明)。この配られた二枚の合計数が9に近ければ、そのゲームの勝者です。カードの概要を説明すると10、J、Q、Kはすべて10としてカウントされピクチャーと呼ばれ、1から9はそのままカウントできます。
プレイヤーに掛けた場合
3枚目のカードが追加される時があります。これは配られた最初の2枚の合計数が5以下になった場合に追加され、当初の合計数よりも下回ることがあります。これはバンカーよりも多少不利になる可能性があります。よって手に入れることができる金額は2倍です。例えば1ドルかけると2ドル獲得できます。
バンカーに賭けた場合
先ほど申し上げましたがバンカーの方が有利に働きます。
バンカーの手札が6以上のとき三枚目のカードを引きません。
しかし、手札が2以内の時は三枚目のカードを引きます。
確率的にバンカーの方が三枚目のカードを引かないことが多いですが、プレイヤーは三枚目のカードを引いて負けてしまうことがあるからです。
そのため、多くのカジノではバンカーに5%のコミッションをとっています。
例えばバンカーに1ドル賭けると、1.95ドルを手にすることができます。
このコミッションのルールは各国のカジノで違いがあります。
例えばフィリピンのカジノの場合、基本バンカーに賭けるとその等倍が返ってきます。
しかし、バンカーの手札の合計が6で勝った場合、スーパーシックスと呼ばれ、ゲストは50%のコミッションを取られます。例えば1ドル賭けると1.5ドルしか手にすることができません。
余談ですがこのスーパーシックスが出ることを予想してスーパシークスに賭けると、その8倍の金額が得られます。
1ドル賭けたら9ドル手に入れることができます。
引き分けに賭けた場合
もちろんゲームが引き分けの時があります。その際、引き分けにかけると8倍の金額を手にすることができます。確率的には非常に低いのですし、予想が外れた場合掛け金は没収されるのでお勧めはしません。
ペアにかけた場合
ペアに賭ける場合プレイヤーのみ、バンカーのみに賭けれます、またその両方も可能です。
ペアに賭け、手札が同じ数で揃った時に11倍の金額を手にすることができます。
引き分けに賭ける以上に確率が低いため高く配当が設定されます。
ただペアにベットして当たった時は、通常のゲームで勝つよりも嬉しいので再度ペアにかけたくなります。ちなみにこのペアに賭けるルールはアジア圏のカジノの特有のルールなので、ラスベガスやヨーロッパではできません。
次に、バカラの醍醐味である「しぼり」についてご説明します。
バカラの醍醐味「絞り(スクィーズ)」の解説!
バカラにおける「絞り」(英語ではスクィーズ)とはゲストの中で一番ベットの金額が多い人が誰よりも先に結果を知る事ができ、他のゲストのお立ち台になる事ができます。
カードは一度使用したものは捨てるので、絞りに指定されて人はカードを少しずつ折りながらカードをめくることができます。他のゲストの期待を一身に背負うためすごく緊張しますし、9を引いてきたときの優越感ときたら本当に最高です。また各国のカジノで違いがあり、ラスベガスではしぼりを一定金額からベットする必要がありますが、マカオやフィリピンの場合300~1500円の料金でしぼりをすることがきます。フィリピンのローカルの人たちは最低ベットでかけられるテーブルにたくさん集まります。しぼりのやり方などは下記の動画を参考にしてください。
参考URL : https://www.youtube.com/watch?v=-mURAVzTbN8
罫線の見方
ただ闇雲に、何も考えず二分の一のゲームをプレイするのは飽きますし、それだけでは世界中の人々を熱狂させることは出来なかったと思います。
そこでバカラを数倍おもしろくする罫線について説明します。
罫線の流れを読んでプレイをするのはバカラの醍醐味の一つと言ってよいでしょう。
罫線とはディーラーの横にある電光掲示板に表示される過去数十ゲームの歴戦のスコアです。一番メジャーな罫線を大路といいます。
次の図のように見方は非常に簡単です。一番左からゲームのスコアが表示されます。続けて勝った場合、その下に表示され、続けて勝てなかった場合はその隣の列に表示されます。図1の⑪は次どこに表示されるでしょうか。
バンカーが3連勝続いたので今度はプレイヤーに流れるのではないかと予想することができます。
また連勝することを「面(ツラ)」といい、バカラでは稀に数10連勝することが起こります。面を狙って面が出れば儲けもんですが、そろそろ流れが途切れるかと逆張りして連敗してしまうパターンも多く見られます。またプレイヤーとバンカーが交互に勝ち負けが続くことを「テレコ」と言います。
*注意事項としてアメリカではバンカーは「青」、プレイヤーは「赤」で表示されます。アジアでは基本バンカー「赤」、プレイヤー「青」になります。下記の図はアジアのルールにて作成しました。
図1.大路
① | ③ | ⑤ | ⑧ | ⑪? |
② | ④ | ⑥ | ⑨ | |
⑦ | ⑩ | |||
⑪? |
カジノ・バカラ必勝法
バカラの歴史は古く、1500年後頃にヨーロッパで生まれ、フランス貴族達の娯楽でした。19世紀頃から、世界中に広まり一般市民でもバカラを楽しめるよう各国で独自のルールが生み出され現在のバカラのルールが統一されました。ギャンブルの発展には、歴史上の人物である数学者のパスカル達が熱心にバカラの攻略法など研究していました。また、パスカルが生み出した確率論の背景の裏にはギャンブルと密接な関係があり、賭け事に勝ちたいという思いがバカラの発展に貢献しました。
現在、一番知られている攻略方法としてマネーベットシステムと呼ばれています。二分の一の確率で利益を出すにはベット金額をルールに基づいて資金管理をするという目的で考案されました。例えば、最初のゲームから資金全額の10万ドルを賭けたとします。これは明らかに一攫千金を狙ったベットの方法で計画性がなく無謀だと言えます。しかしこの10万ドルを有効活用し金額を分配してベットすれば利益がでるようルールに従ってプレイします。
1.マーチンゲール法
いちばん有名なマネーベットシステムと言われているのがマーチンゲール方法です。これはとても簡単で、負けたらベット金額を2倍にし,勝つまでベットしていく方法です。例え負けが続いていても一度勝つことで負け分を取り返し、最終的に利益を得るという方法です。例えば、最初に1ドル賭けます。負けたらその2倍の2ドル賭け、また負けたらその2倍の4ドルを賭けます。最終的に負け分は3ドルで三回目に4ドルを賭けることで1ドルを手にすることができます。ただこのマーチンゲール法はとてもリスクが高い投資方法であります。
下記の図2の通り、10連敗を想定して資金を用意するとなると最低でも512ドル必要になります。確立で考えると2分の1が10回続くので1024分の1の確立で起こりえます。1024分の1の確立だったら10連敗もしないだろうと考えてしまいますが、他のゲームと比べると進行が非常に速く、自分の流れが悪いとあっという間に10連敗します。著者もバカラで7連敗した時点で引き上げた経験がありますが、賭け金の増減が激しいのでと心臓に非常に悪いです。資金に余裕のある方にとってはメリットがありますが、非常に危険な投資方法だと言えます。個人的な見解ですが、マーチンゲール法は3連敗までとルールを決め、様子を見ながらプレイする方が資金管理しやすくなると思います。
勝つまでベットし続けるマーチンゲール法を説明しましたが、またその反対のベット方法があり、「逆マーチンゲル法」と呼ばれます。これは勝つ事に掛け金を2倍にする方法です。通常のマーチンゲール法より資金の増減のリスクを軽減できるメリットがありますが、一度負けてしまうと今まで獲得した金額がチャラになってしまいます。
図2. マーチンゲール法のベット金額(1ドルの場合)
負け数 | 1敗 | 2敗 | 3敗 | 4敗 | 5敗 | 6敗 | 7敗 | 8敗 | 9敗 | 10敗 |
ベット金額 | 1ドル | 2ドル | 4ドル | 8ドル | 16ドル | 32ドル | 64ドル | 128ドル | 256ドル | 512ドル |
2.10パーセント法
最小限のリスクでバカラを楽しみたい方におすすめな投資法は「10パーセント法」です。これは単純に資金の10%を賭ける方法で、例えば資金100ドルだとするとその10%なので10ドル賭けます。1ゲーム目勝った場合、110ドル手元にあるので次に11ドル賭けます。2ゲーム目負けた場合、手元には100ドルありますので3ゲーム目に10ドル賭けます。連敗が続いても賭ける金額は目下がりするのでリスクを回避しつつ、連勝が続けば収益を期待できます。
3.31システム法
バカラ初心者でも資金管理ができる31システム法について説明します。別名「2連勝法」と呼ばれており、9回のゲームの中で2回連続勝てばプラスの利益が見込めます。特徴としてはマネーマネジメントしやすく、最低の負け金を31ドルで抑えることができるため31
システム法と呼ばれています。これは配当金2倍以上、尚且つ二分の一の確率のゲームに適しルーレット、ブラックジャック、バカラ等のゲームで利用可能です。また31システム法には2通りのベット方法がありますが、今回は割愛し、初心者でも簡単に使いこなせる方法を紹介します。
図の通り、31ドルを「1,1,1,2,2,4,4,8,8」に分配すると、ちょうど9回分に分かれます。9ゲームを1セットと考え、左側から順番に賭けます。9回ゲームの中で2連勝する、または1セット終わったら再度振り出しに戻ります。やっかいなところはベット金額がそんなに上下しないことから緊張感がなくなり途中で飽きます。その場合、31法を止めて別なベットシステムを使用することをお勧めします。またベット金額を増やしたい場合、例えば10ドルに変更すると「10,10,10,20,20,40,40,80,80」になり、最低の負け金は310ドルになります。
1ゲーム目 1ドル |
2ゲーム目 1ドル |
3ゲーム目 1ドル |
4ゲーム目 2ドル |
5ゲーム 2ドル |
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6ゲーム目 4ドル |
7ゲーム目 4ドル |
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8ゲーム目 8ドル |
9ゲーム目 8ドル |
4.フィボナッチ法
簡単に言えば、自分のツキの流れが来るまで、等倍ベットしていく方法です。負けているときの心理状態はなんとかして負け分を取り返そうとむきになります。その心理状態の時はさらなる負けを生みだします。いかに負けているときに少額で負けるかがキーポイントになります。不思議な話ですが、自然界には数列の法則があり、フィボナッチ数列と呼ばれる「1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,233」で構成されています。螺旋状の構造や花びらの数もフィボナッチ数列と同じだそうです。
この数列を使いカジノでのマネーベットシステムに応用することができます。優れているところは連勝が続くと利益が大幅に増大し、連勝が途切れたとしても利益が残ります。マネーベットシステムに応用する際、「1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,233」順番どおり左側から賭けますが、この数列の仕組みは前々回と前回の数字同士をプラスしたものです。
最初に等倍ベットで2連勝することが条件で、例えば2連勝後、前々回と前回をプラスするので2チップを賭けます。もし勝ったとすれば2連勝で獲得した2チップと前回賭けた2チップを合わせて利益は4チップ残ります。次に3チップを賭け勝つと次のゲームで5チップ賭けます。この5ゲーム(4連勝)で負けたとすると獲得した金額は2チップ残り、連勝が途切れたとしても利益を確保することができます。すでにお分かりだと思いますが、フィボナッチ数列の難点は3連勝を確定しないと利益がでないため、数回の連勝が必須になります。
5.バーネット法(1326法)
名称の通り、連続で勝ちが続いたとき掛け金を1倍、3倍、2倍、6倍にしていく方法です。4連勝を1セットと考え、負けたら最初の1倍から賭け、また1セットを目指します。これは自分のツキの流れが連勝してるときに有効で、逆に交互にテレコのようなゲーム展開だと不利に働きます。連勝しないとベットを上げないので、勝つまでフラットベットをする事でリスクを回避し、尚且つ、10連勝した場合28倍の利益を生み出すことができるため非常にリスクは低く、タイミングを見計らえば収益を見込めます。
6.セルフハイエナ法
個人的に一番おすすめなマネーベットシステムです。これは自分自身で勝ちパターンと負けパターンを分析して自分なりのルールを組み合わせ、セルフマネジメントする方法です。今までご紹介した必勝法と言えど、必ずしも毎回利益を出すことはできません。それは引き際、勝負際、ツキの流れを見極め、コントロールする必要があるからです。例えば31法を採用して8連敗したとします。ここで勝負の流れを読むとしたら確実に引き際だと思います。そこでまた負け分を取り返そうとやっけになってゲームを継続すると負け分が増えていってしまいます。
セルフハイエナ法は欲をコントロール、ストパーの役割がありますので、是非必勝法と組み合わせて自分独自の必勝法を開発してみてはいかがでしょうか。では今まで自分で研究し、作成したルールをご紹介します。
- プレイヤーにしかかけない。(バンカーにかけてもコミッションで結局カジノ側が儲かるため)
- ゲームは途中から参加しない。流れのわかりやすい罫線があるとベットしたくなる気持ちが出てきますが、その場の雰囲気、誰が今勝っているのか、自分の勝敗と比較してベットできないので首を突っ込まないようにしています。
- ゲームをするならまだ始まってないテーブルで一番最初に始める。私の場合、ミニマムベット約800円ぐらいのテーブルを最初に探します。今までの流れや罫線がまったくわからないので5回連続プレイヤーにかけ、データを集めます。基本プレイヤーにしか賭けないのでプレイヤーの流れのみの動向を最初に探ります。一人で始めていると人が集まってくるので人がどうベットして勝敗が流れているか観察します。
- 1326法を採用した場合、大きく賭ける3倍、6倍のベットする時に2連敗したらテーブルを変える。
- マーチンゲール法は3連敗まで
- プレイ時間は2時間30分まで。それ以降はやならい。
- 資金の約30%利益を得たら帰宅する
- ゲーム中2連敗したら1ゲーム様子見る。
- 連敗が続いてる人の逆張りをする
- 面追いする。面の流れが切れると考え逆張りをしたが、結果面の流れが途切れず負けてしまったので。
- 総額40万円負けたらカジノを辞める
負ける人のパターンを考察
- イライラしながらベットしてる。
せっかくお金を賭けてるのに、イライラしてる人と同じベットの位置だったら嫌ですよね。せっかくお金を賭けるんだったら場を盛り上げる人や調子がいい人にベットした方が気持ちいですし、勝つ確率は上がると思います。
- 勝っていたにも関わらず調子に乗って欲を出す
例えば、せっかく約5万円ぐらい勝っていたのに気づいたら全資金を費やして負けている人がいます。その勝ち分5万円で満足して帰ってればよかったものの、それ以上の欲を出すと痛い場面に今までたくさん遭遇してきました。
- 人を挑発する人、また挑発にのる
カジノでプレイしているとやたら目立ちたがやな人や、場を壊すような人がたまにいます。そういう人は相手にしないでください。例えば偶然にもベットの位置が同じだったとします。明らかに一緒にベットしたくない態度が明らかでわざと逆張りにしてくるような人がいます。ちょっと気になりだすと自分のペースが乱され、負けてしまう時があります。あくまでも実体験ですが、その場面に出くわしたときはミニマムベットを賭け続け、そのゲストの逆張りをして自分のペースを戻しましょう。
- 決めた金額より追加で賭け、また取り戻そうとする
よくありがちな負けパターンです。負けているときは本当に焦ります。その焦りが負けを呼び込みます。負けているときに前回よりも多くベットしてきた人は確実に焦っていると思うので賭けません。また負けているのにも関わらず、ミニマムベットをひたすら賭けてる人をチェックしときます。負けの流れが終わる頃を見計らって、その人と同じところにベットします。
- 決めた時間よりも長くプレイする
時間を忘れてプレイしてしまうと無駄なベットが増えて気づいた時には「時すでに遅し」という場面に遭遇すると思います。時間を決めて負けても帰れる人はカジノに慣れてるなと思います。
- プレイ中一喜一憂する
二分の一のゲームなので勝つときがあれば負ける時があります。毎回のゲーム事に一喜一憂していれば感情に流され、勝負の運に見放されます。ベット金額を考えルールに従っているか、冷静にプレイしているか判断基準を設けます。
- 大きく賭けに行く場面で2回失敗した
これまで攻略法をご説明してきたとおり、大きく賭けに出る場面があります。その場面で二連敗した場合は一度休憩することをお勧めします。負け分を取り返そうと熱くなるので一度冷静になってからプレイしたほうが良いです。大きく賭けているところで負けている人がいれば用チェックです。
7.カードカウンティング
カードカウンティングとはバカラの必勝法の一つとされ、名前の通りカードの数字をカウントしていく手法です。ディーラーの左側にあるボックス事を「シュー」と呼び、その中に通常ですとトランプ52枚8セット分入ってます。プレイヤーが連勝したり、プレイヤーとバンカーが交互に勝ち負けが続くようにゲームの流れが存在します。これはシューの中にまだ残ってるカードの数字が原因で引き起こされ、カードの数字のバラつきに左右されます。そこでゲームで使用したカード捨てられることから、ボックスの中に残ってるカードの数字をカウントし、勝敗を予測することを目的とした必勝法です。バカラの基本ルールですが、合計の数字が9に近ければ近いほど有利で、合計の数が10に近いと負ける確率が非常に高くなります。そのためプレイヤーが勝条件としてシューの中に4以下のカードが残っている時と言われています。例えば、2枚の合計が5以下だった場合、3枚目を引いた時4以下の数字がくれば合計数が9に近いので勝つ確率は高まります。またバンカーが勝利しやすい条件として6以上のカードーがシューに残っている時だと言われています。例えば合計数が8だった場合、三枚目のカードが9もしくは10だったら合計数が9に近いため勝確率が高まります。ただしバンカーが三枚目を引く前にプレイヤーが三枚目を引いて自滅してしまう事もあるので、バンカーに賭けた方が僅かな差ですが有利だと思います。
カードカウンティングには様々な方法がありますが、一番主流な方法をご紹介します。場には合計4~6枚のカードが配られます。一枚ずつ目視で確認し、カードの数が1~5だった場合+4と表記、6~9の場合-4と表記、10と絵札だった場合は-1と表記します。これを続けてカウンティングしていくとどちらか一方に偏りが生まれます。バンカーが有利になるのはプラスになった時で、プレイヤーが有利になるのはマイナスに偏った時です。特にカードカウンティングはゲームの終盤に効果が有るので我慢強く辛抱しましょう。
最後になりますが、もともとカードカウンティングはブラック・ジャックの必勝法として注目を集めました。しかし、あまりにも勝つ人が現れ、カジノ側でも対策が求められました。ブラックジャックをプレイせず、いきなり高額なベットしてきた人がいればそれは明らかにカウンティングをしています。あくまでブラックジャックをプレイする話ですが、カジノはそういう人たちを出禁にしたり、カードの枚数を増やして偏りをなるべく拡散するように対策をとっています。バカラの場合、カウンティングをしても注意をされませんし、出禁になる事はありません。
そこで左の写真のようにディーラー、もしくはスタッフに頼めばスコアカードを提供してもらえます。そこに自分の勝敗、勝率、罫線、メモ等記載できるのでカウンティングする際はこのカードに記入しながらプレイするのも勝率を上げる手だと思います。
まとめ
日本にはたくさんの公営ギャンブルがありますが、宝くじなどの還元率は50%以下と非常に低いです。例えば100万円分の宝くじを購入したとすると、50万円を溝に捨てるようなものです。日本人の場合、半ば諦めながら宝くじを購入し、心の内で「当たっていたらいいな」と消極的に、周りに流されながら購入していると思います。宝くじで一等が当たる確率は10,000,000分の1と言われていますが、まったく勝負になりませんし、楽しくありません。しかし、カジノの場合勝つか負けるかの二択でしかないので、毎回のゲームで宝くじの結果を見てるような感覚になります。また一つの空間で日常を忘れ、緊張感、わくわく感、そして絶望感を味わえます。
その一方で、一時の勝利が頭に残り、ギャンブルでお金を稼いで生計を立てられるかもしれないと錯覚します。私もその一人でした。しかし、コンスタントに利益を上げることは非常に難しく、考えてみれば巨大な施設がつぶれずに存在し、収益を得てるということは誰かが得をし、損をしてることを意味し、ギャンブルで生計を立てる人はほんの一握りなんだなと痛感しました。楽しくカジノでプレイするためにもカジノ側が儲かるようにできてるんだと、また無理なベットをせずカジノの雰囲気を存分に楽しんでもらえたらなと思います。刺激が足りない生活を送られている方は是非カジノでプレイしてみください。