英語での住所の書き方解説
今回は、オンラインカジノや海外の通販サイトなど、様々な海外サイトで必要となる英語での住所の書き方を解説していきたいと思います。
記入する順番
英語での住所を書く際に一番つまずくポイントが、順番です!
日本の住所の書き方では、大きい項目(都道府県)から、小さい項目(町名・番地)に向かっていきますが、
英語の住所の書き方では、順番が逆となります。
つまり、部屋番号 建物名 番地 町名 区名 市名 都道府県名という順番で記載することになります。
これを踏まえた上で、実際に英語で住所を書いてみましょう。
英語での住所の記載例
下記の架空の住所を例に英語の住所の記載例をご紹介していきます。
〒104-0061
東京都中央区銀座9-8-7 銀座スカイツリーマンション 605号室
上記住所を英語で記載すると下記のようになります。
605 Ginza Skytree Mansion 9-8-7 Ginza Chuuou-Ku Tokyo
注意点
ここでお気づきの方もいると思いますが、町名・番地といった各ブロックごとに逆に記載していくだけで、番地の数字表記は逆になりませんので、ご注意ください。
東京都中央区銀座9-8-7なので、9-8-7であって、順番を逆に記載するからと行って、7-8-9と記載すると誤りですので、ご注意ください。
住所の入力フォームは様々なので柔軟に!
英語圏での住所の書き方はこれで大丈夫なのですが、日本のサイトでも色々な形式の入力フォームがあるように、海外サイトにおいても、様々な形式の入力フォームがありますので、柔軟に対応してください。
都道府県の入力欄
まず、都道府県を意味する「Prefecture」という記入欄が用意されているサイトはほぼありません。
「State」や「City/Town」という欄に、都道府県名を記入しましょう。
アメリカのサイトでありがちなことですが、State欄には、州を入力することを前提としてサイトが作られていることがあります。
この場合には、Stateに2文字しか入力できないということがありますので、この場合、Stateは空白にしましょう。
※アメリカでは各州ごとに短縮表記が2文字で設定されている為です。
例:カリフォルニア州→CA ニューヨーク州→NY
別途「City」という欄があれば、そちらに都道府県名を入力します。
市の入力欄
上記でState欄に都道府県名が入力できた場合、City欄に市名を入力します。
State欄に都道府県名が入力できなかった場合、City欄には都道府県名を入力していますので、「Street」や「Street address」の欄に市以下の住所を入力していきましょう。
区以下の入力欄
「Street」や「Street address」の欄に区以下の住所を入力していきましょう。
郵便番号の入力欄
郵便番号の入力は、「Postal Code」という欄に入力します。
記入方法は、日本の場合と同様に、「104-0061」というような記載方法で大丈夫です。
「数字以外入力できません」のようなメッセージが出た場合には、「1040061」のようにハイフンなしでも、問題ありません。
電話番号の記入方法
電話番号の場合も、少し書き方に癖があります。
国際電話を掛けたことのある方であれば、ご存知かと思いますが、
国際電話を書ける場合、まず国番号つけ、電話番号の先頭のゼロを省略するというルールがあります。
自分の電話番号が、03-1234-5678の場合を例にします。
海外から、この電話に掛ける場合、
日本の国際電話の国番号である「+81」を先頭に付け、電話番号の先頭のゼロを除いた番号が続きます。
+81-3-1234-5678
ということですね。
携帯番号の場合も同様です。
090-●●●●-●●●● → +81-90-●●●●-●●●●
080-●●●●-●●●● → +81-80-●●●●-●●●●
070-●●●●-●●●● → +81-70-●●●●-●●●●
海外のサイトで電話番号を記入する場合、+81を先頭につけること、そして市外局番や070/080/090の先頭のゼロを省略して、記入しましょう。
これで完璧です!